大画面テレビと携帯を呑み込むものは?(続)

7歳の息子は野球が大好きで、これまでいつも土曜日の夕方にNHKで放映される
熱血野球アニメのメジャーを見ていたのですが、


最近、これよりもハマッている番組がでてきた。

その名は、


  「電脳コイル」


一日の視聴時間、ゲームの時間を厳しく母親から決められている彼は、
大好きだったメジャーをあきらめても、このアニメが見たいんだそうです。


どれどれ、一体どんな番組なんだ・・・・と僕も一緒に見て、
ちょっとビックリ。


詳しくはHPを見ていただけば一目瞭然、ネタバレなんですけど、
ついにウェアラブルコンピュータが「高機能メガネ」に集約されて
リアルとバーチャルをシームレスに繋ぐツールとして
子供たちの日常生活のなかに溶け込んでいる時代のはなし。


美しい絵と、淡々としながら飽きさせないストーリーで、
こりゃ、大画面テレビも携帯も、いつかこのメガネに呑みこまれるぞ!
ってリアリティがバンバン伝わってきます。
ちょっと手を伸ばせば実現しそうな話(かな?)で
どういう技術で実現できるのか、興味をかきたてられます。


こういう日常に溶け込むSFは、非日常な異世界を描く作品よりも
作家が確信犯なんじゃないかって思うことがあります。

ふと、飲み友達のアニメプロデューサの方が、
少し前のヒット映画についてこんなブログを描いていたのを思い出しました。